2021年度 一般社団法人 富士青年会議所
理事長  西村 哲哉

【はじめに】
未来は燦然と輝く。
あなたは自分自身の未来をどのように描いているだろう。
新型コロナウイルスの影響により世界規模で昨日までの日常が失われ、混沌とした空気が蔓延している。混沌とした空気は人の感情を操り、恐怖心や不安・不満、不信感といったネガティブな感情を増幅させる。しかし、同時に立ち向かう強靭な心を生み出すこともある。日本国内に於いては歴代最長の安倍政権が終焉を迎え、抜本的な変革への歩みを進め始めた。いつの時代の先人たちも強靭な心を持って、変化を恐れず立ち上がってきたのではないか。一人で立ち向かうことが困難であるならば、この青年会議所の仲間がいる、先輩がいる、このまちの人たちがいる、日本中の同志がいる、世界の同志がいる。乗り越えなければならない今だからこそ自己本位ではない共存の時代が来た。
なぜ青年会議所に時間を費やすのだろうか。こんな状況だからこそ仕事に集中すべきであるという意見もある。否定はしない。しかし忘れてはならない。青年会議所という仕組みを通じてこのまちを、社会を、あなたが守るべき者のためにより良く変えていけることを。「より良くしたい」という想いは同じである。その想いを抱き、日々時間を作り努力している富士青年会議所メンバーがいることを私は知っている。だからこそ、あなたの未来が燦然と輝くことを心から信じて止まない。

【青少年育成委員会】
失敗を恐れず、貴重な時間を活かす。
まず理解すべきは我々が過ごした時代と大きく様変わりしていること。友人との付き合い方や勉強方法、家庭での過ごし方など、常識が常識として通用しなくなっている。そこを理解した上で、どのように事業を構築していくかが肝となる。また、子どもたちの過ごす時間は何物にも代えがたい財産である。「貴重な時間をどのように活かせるか」その重みを受け止め有効な事業展開を期待している。単年度制の強みで、失敗を恐れず画期的なチャレンジを試み、共に子どもたちの未来に残る事業を作ろう。

【会員交流国際委員会】
絆を繋ぎ、新たなパートナーを創出。
先に述べた通り、共存の時代が来ている。富士青年会議所は64年目となり、歴史を作っていただいた多くの頼れる先輩方が我々を見守ってくれている。姉妹締結を結ぶ韓国の江西青年会議所との絆もより強固にすべきである。国や個人に捉われず新たな交流の形を模索しても良いのではないだろうか。物事を限定的に捉えてはいけない。絆が生み出す推進力は計り知れないものであり、このまちを支えている他団体とも積極的にパートナーシップを結んでいこう。会員交流国際委員会が中心となり友好の輪を広げてほしい。

【人財育成まちづくり委員会】
このまちのニーズに応え、メンバーの資質向上。
「ニーズに応える」にはスピード感が求められる。しかし青年会議所の特性上、苦手とする部分である。そのため事前のマーケティングが重要視される。このまちの課題を把握し、本質を捉えた事業計画を期待する。富士青年会議所からの視点、まちからの視点、この両者からの視点で見定める必要性があるため、常にダブルスタンダードの意識を持ってほしい。また、このまちの課題を個人の課題として落し込むことで当事者意識を持ち、富士青年会議所メンバーの資質向上に繋がると確信している。

【広報委員会】
時代に遅れず、各地青年会議所の先駆者となれ。
SNS時代に於いて、青年会議所は乗り遅れているのではないか。事業目的にもよるが素晴らしい事業を実施しても外部発信が疎かであれば、自己満足で終わってしまう。各委員会が検討・実施した事業の仕上げをするのが広報委員会である。現在、各地青年会議所単体での目立った広報戦略は見受けられない。SNSやマスメディアを積極的に活用し、先駆者となれ。広報戦略が成功すれば入会員候補者の目に留まり、会員拡大に繋がることも見据えよう。

【事務局・渉外】
組織の根幹を支える。
新型コロナウイルスの影響により、事業や各種会合に於いて人が集まらずに開催するケースが増えている。これは良いきっかけと捉えるべき。設営側の難しさもあるが、この経験を蓄積していくことが富士青年会議所の財産に必ずなる。終息後も時代に即した複数のパターンで開催できるようチャレンジし、会議体である富士青年会議所の根幹を支えてほしい。同時に対外的な活動の「渉外」についても事務局メンバーが一致団結し、出向者の不安を取り除き、後押しすることを期待している。

【総務】
富士青年会議所のレジリエンスを培う。
SDGsの中にも繰り返し出てくる「レジリエンス」。復元力・回復力やしなやかに適応して生き延びる力の意味がある。また近年では危機管理能力を指す意味でも使用されている。想定ではあるが富士青年会議所は現状の体制が続けば、約5年で財務状況は逼迫する。会員拡大により解決できる問題でもあるが、まずは抜本的な見直しを図るべき。あらゆる想定をした上で最善策を打つ。そのような形でレジリエンスを培おう。またコンプライアンス遵守に目を光らせ、未来に繋がる組織運営をしていこう。

【結びに】
在籍歴が長くなると「あなたにとって青年会議所とは」の質問をされるケースが多々有る。私にとって青年会議所とは「明確な目的を定め、多くの目標を見つける場」としている。つまり、私自身のゴールを見つける場である。「多くの目標」とは、青年会議所を通じて知り合えた尊敬できる先輩方や仲間である。自分もそう在りたい、そのように感じさせてくれる人が大勢いる。必然的に私にとっての目標は多い。多くの目標を得た中で、どのように目標に近づき最終的に自分がどうなりたいか、ゴールはどこなのか常に自問自答してきた。
富士青年会議所メンバーには、JAYCEEとして、青年経済人として、家族を守る者として、常に誰かに勇気を与え目標とされる人であってほしい。また、自分の物差しだけで全てを決めつけず多角的に物事を捉えてみよう。その一歩が、共存の時代に於いて新たな発想を生み出し、事業の蓄積が「明るい豊かな社会」の早期実現に繋がる。
そして、我々は富士市を代表する団体としての自覚を持ち、富士市に住まう人たちやパートナー団体と連携しながら、世界に向けてここ富士市から持続可能な未来を発信する。
恐れを捨て、共に乗り越えよう。

【基本理念】
「明るい豊かな社会」の早期実現

【基本方針】
◆全員拡大
◆未来に残る青少年健全育成事業の展開
◆パートナーシップの連携強化
◆ニーズを捉えたまちづくり事業の展開
◆SNSやマスメディアを活用した広報戦略
◆組織運営の改善強化

【LOMスローガン】
未来を恐れず、挑め!
GET OVER IT!!

PAGE TOP