杉澤君は開業まもなくしてJCに入会したんですよね。開業から入会までの経緯を教えてください。
東京でマッサージの仕事をしていましたが、地元に帰ってきたときにたまたまいい物件があったので、これはチャンスだと思い
「若いうちに独立に挑戦してみよう!」
と開業を決意しました。独立は夢だったので。
開業して手始めに名刺をつくろうとネット検索し発注したところ、たまたまその会社がJC会員の方、かつ高校時代の知人でした。JCの出会いはそんなところです。
最初はサッカーが趣味ということもあってJCサッカー部に顔を出していましたが、前述の知人やまわりからのすすめもあり入会を決意しました。
今思い返すと開業からJC入会まで短絡的だったと思います(笑)
いやいや、到来したチャンスを逃さない積極的なチャレンジ精神を感じました。
入会した時のJCのイメージはどうでした?
理事会や例会に参加してみて、富士市の同年代にすごい人っているんだな、と思いました。
特に委員長って多くのメンバーをまとめたり膨大な資料つくったり大変そうだなぁと思いました。
また、そんな会員のみなさんと一緒に活動していく中で、幼なじみでも古くからの知り合いでもないメンバー同士がなぜこんなにお互いを信頼しあえたり協力し合えるんだろうと驚きました。
お金も一円ももらえませんし。
本当にそうですね(笑)
ただ、自分のことを二の次にして事業に取り組んだり、メンバーのことを思いやる先輩方を見るとついていきたくなる、協力したくなっていきました。その人の心意気を買う、みたいな感覚です。
1年2年目は気づきませんでしたが、JCで何回かそういう場面をみているうちに「リーダーとは何か」ということを意識するようになりました。
杉澤君がJCを通して感じたリーダーとはどういうものですか?
昨年度の委員長は5人いましたが、5人ともまったく違うまとめ方をしているのを見て、「リーダーとはこうあるべきだ」といものはないことに気づきました。
僕もそんな委員長たち、先輩たちを見て、自分に合ったリーダー像を模索して確立していけたらと思っています。
JCを通してリーダー像を模索する。JCで学べる最たるものだと思います。
そんな学びを取り入れつつ、今後の目標があれば教えてください。

JCとの出会いのきっかけとなった富士JCサッカー部は今も続けている。 「基本は楽しく、時には真面目に。サッカーを通じてJC活動とはまた違った絆が生まれて、そこでの出会いや絆が仕事につながっています。」
大変そうですが、いつか委員長には挑戦してみたいと思っています。
毎年毎年委員長のみなさん、本当に大変そうですがこの委員長という役職を乗り越えているんですよね。
そういう姿を見ていると、自分にとっても乗り越えるべき試練なのかなと思います。そしてきっと乗り越えた先には違う景色が見えると思うんです。
高校時代、僕はサッカー部だったんですが、3日間ずっと走りっぱなしの本当につらい合宿がありました。
でも、それを乗り越えたという自信は30歳を過ぎた今でも本当に活きています。
その経験もあって「苦しい時こそ前のめり」が僕の座右の銘です。
苦しい時に逃げたり消極的になるのではなくて、僕は前に進みたいし、乗り越えてみたいです。
さらなるパワーアップをするために、あえて負荷をかけていきたいと思っています。
JCのことは3年たった今でもまだまだ分からないことだらけですが、仕事とうまく両立して積極的に立ち向かっていきたいです。
杉澤 大地(すぎさわ だいち)
生年:1988年生まれ(31歳)
JC入会歴:3年(2016年度入会)
職種:鍼灸マッサージ業
勤務先:富士トータルケア治療院 院長
趣味:バス釣り・サッカー
家族構成:妻・娘(3歳)
座右の銘:苦しい時こそ前のめり